夫との出会いから付き合うに至るまでに1年2ヶ月間メール交換をした話
1年2ヶ月間に及ぶメールでのやり取りをしながら、私の心境の変化や実際に行動したことをメインに話を進めていきます。
どうまとめていくか結構ねったのですが、まとまりきれなかったので一旦描き始めようと思います。
まあまあ長編ですが、お付き合いください。
ちなみにミシェルは昔は日本の漫画やアニメが好きだったけど「売れるセオリー」のパターンに嫌気が差して読まなくなったと言っています・・。
それについてはまた機会があれば漫画にしますね。
このときの衝撃は「押しのアイドルに恋人がいることが発覚した」に似た感じでした。
そう、このシリーズはただのなれそめ話ではなく、外国語学力ゼロの私が日本語力ゼロで彼女持ちのフランス人に片思いをし、略奪に手を染めることなくゲットできたサクセスストーリーです。
略奪ではないですww
大事なことなので二回言いました。
この話は今片思いをしている人、彼女持ちの人を好きになってしまった人に是非届けたいです。
付き合おうと頑張らなくても、勝手に相手からくる方法があるんです。。
実は浮気なのでは・・と本気で考えました。
ネットで浮気の境界を色々調べたところ、基本的に会っていることが前提みたいだったのでメールだけなら問題ないという結論に至ったのでした。
ところで余談ですがミシェルの元カノさんはかなり日本オタクでした。
彼女のFacebookも見ていましたが、日本のV系バンドとジブリだらけですごく親近感がわいたのも事実ですwww
ミシェルいわく、日本好きすぎて自分で日本食をつくろうと思い一日中スーパーでみりんを探していたことがあったとのこと・・
そんなに欲しかったんなら醤油とセットで送るのに・・・
この人のこと好きだな―と思い始めたのはだいたいこのとき、メールを初めて2ヶ月くらい経ったころでした。
私はもともと日頃の話や自分のことを人に伝えるのが苦手でしたが、ミシェルとのメールでだけは、素直に何でも話せました。
それは英語でのやり取りだから大胆になれたというのもあるかもしれません。
(普段外国語を話す方・・経験ないでしょうか?日本語じゃないから言えることとか。)
この人とずっといたら本来の自分、素の自分でいられる、と思いました。
恋人になれなくても、友達のままでも、ミシェルに近づくことでもっと自分らしく生きていける気がしたんです。
今まで外国語にも留学にもまったく興味がなかったので、ワーホリの存在を知ったのが30目前のときでした。
ほんと、みんな若いうちから外国に興味持ってすごいなあと思っていました。
確かワーホリは31歳の誕生日を迎えるまでは有効だったと思うのですが、1年以内にフランスに行くのは抵抗がありました。
というのもまだ私は東京でやりたいことが多々あったんですね・・
仕事も語学も恋愛も何もかも中途ハンバな状態では行けないと思ったんです。
※ところでこの話をInstagramに投稿した際、フォロワーさんから「申請時に30歳であればOKでビザ発行から渡航まで1年猶予があるのでギリ32歳でいける」という貴重な情報をいただきました。
コンペタンスエタランというビザは現在はありません。
確かこの頃ほとんどすぐくらいにパスポートタランに変わりました。
まさかの片思いから壮大な人生計画が始まりました。
当時のプランをこのような形で公開することになるとは思ってもいませんでしたw
この話を描くためにプラン表を探したのですが見つかりませんでしたwww
ちょっと誤差はあるかもしれませんが、だいたいこんな感じだったと思います。
そうか、今年にはVISAをゲットする予定だったのか・・
しかしコロナが流行った今となっては無謀であることがよくわかるプランでした。
たとえ国内で画家として成功し、フランス語と英語がペラペラになっても
2020年の時点でフランス行きは足止めとなっていたに違いありません。
ちなみに結果から言うと、このプランを立てた1年後に付き合い、国際遠距離恋愛が始まりました。
そして画家として食べていけるようになってフランス語と英語がしっかり喋れるようになるという経過目標を全てすっ飛ばして、最終目標である「ミシェルに物理的に近づく」ことだけがすんなりと叶いました。
私が頑張ってフランス移住するのではなく、相手が日本に来るという形で。
こうして振り返ってみると今私がミシェルと一緒にいられるのは、ただただ運がよかったんだなあと痛感させられます。
もしミシェルが30歳オーバーでワーホリビザの申請ができなかったら・・
もしコロナになるのが数年早かったら・・
国外に出ることが難しい2021年の今、コロナの被害を受け病気になった人や商売ができなくなった人たちだけでなく、国際遠距離カップルたちも苦境に立たされています。
会えないことが原因で別れることを選択したカップルもいます。
もし私達がまだ遠距離恋愛を続けていたなら
私が平気でも、ミシェルは耐えられなかったかもしれない
私がどれだけ「別れなくない」と嘆いても
ミシェルは会えないことに耐えきれず、別れを告げていたかもしれない
そう思うと私達が今一緒にいられるのは本当にただただ運が良かったんだと思えるんです。
ミシェルが一緒に暮らして生きてくれていることにひたすら感謝をする日々です。
私は外国語にも外国人との付き合いにも全く興味がありませんでした。
たぶん本当は興味があったけど、自分には向いてない、できないって思ってたんですよね。
それが、ミシェルとのメール交換を通じて、意外とできるんだなーって。
思えば中学から高校の6年間はちゃんと英語学習してるんだから文章のやり取りなら日本人はちゃんとできるんですよ。
英語喋れないって言っている日本人多いけどそれはしゃべる機会がなかったからなんですよね。
日本人ならだいたい読み書きなら十分やってきてるから、英語頑張りたいけどいきなりしゃべるの抵抗あるって人は、まずはメッセージのやり取りをおすすめします。
私はメッセージのやり取りに慣れてきたころにオンライン英会話を始めましたが、最初は本当に本当に全っ然聞き取ることも話すこともできませんでした。
(聞き取りが難しいのは先生がネイティブじゃないからというのもありますが・・・)
でも私はどうしてもミシェルに会っておしゃべりできるようになりたいという目的があったのでなんとか続けました。
私は今まで本当に望んでいることとか夢みたいなものをあまり人に語ったことはありませんでした。
ですが、ミシェルにだけはすごく自然にそれが言えました。
自分の素直な気持ちを応援してくれることが、ただただ嬉しく感じました。